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kaname

収束後に向けて

こんにちは、ラティーク要です。

皆さんお家で海に行きたくてウズウズしている事でしょう。

今は我慢ですよーー。こんな時こそ普段メディアに入れっぱなしにしている

写真を見返してみる時です。

収束後に向けてアップデートしてみたら如何でしょうか。

色んな写真を見返してみると自分で気づいていないクセに気づいたりします。

被写体は違えど何かみんな同じ感じの写真・・・・なんて事も。

今日は収束後に向けてワンポイントアドバイスです。

105mm編 

背景を楽しむ撮り方をされる方が増えてきたように感じます。

一眼マクロを始めたばかりはとにかく最短で画面一杯に被写体を入れて目玉にピントを合わせる事だけで夢中でした。

それが悪い訳でなく私も今でも最短で撮る事も多いのですが、引いて撮る事で写真の構成や雰囲気、空間の色どりで主役をよりひきたたせ見栄えも良くなります。 少し引いた絵作りは背景で写真の雰囲気は70%は決まってしまう。

判っちゃいるけどでもそれが難しくて・・・。

そうなんですよ、当たり前だけど魚は動くんで構図決めたとこに居てくれない。サンゴを背景にしたいけど裏側に行ってしまい出てこない。結局、待ちきれず妥協したりあきらめたりしちゃうわけ。

当店のガッツリマクロメンバーは小生に「1ダイブ1被写体」と言われてるはず。撮る前に観察する事が大事。被写体の癖、上下左右前後を見る。近くで見ては少し離れて見る。被写体本来の特徴を掴む事で撮りたいイメージが出来ると思います。 でも西表にきたんだから色んな写真撮りたい!!と横にいる奴に浮気するわけ。まぁハゼなら引っ込まして出てくるまで別の子ってのは判るけど、、、

「粘る」が基本。あと、「撮ってやるぜ」オーラを消す事ね。

写真は薄紫の枝サンゴを背景にマンジュウ図鑑撮り。背景を柔らかく被写体と対義色だからマンジュウの黄色が引き立つのよね。同じような撮り方でサンゴとマンジュウどちらもピン合わせて撮ってるのもあるけどこの場合は背景を黒でぬいた方がどちらも主役で引き立つ感じ。まぁ、好みだけどね。。。

最短で撮ってる方には最初物足りなさがあるかもしれませんが、引くテクニックを覚えると自分が撮っていなかったイメージや構図と出会えるはずですよ。


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